弓道部の歴史


私たち東京理科大学弓道部は創部58年の歴史を持ち、現在、男子は東京都リーグⅣ部、女子は同Ⅲ部に属しています。

試合に於いて結果を残すとともに、人格の高揚・心身の錬磨を目的に、本多流を射の教えとして日々練習に励んでいます。

 

創部には現在の名誉師範であられる柴田敏男教授のご助力をお借り致しました。

柴田先生は、理科大教授で初代弓道部顧問をお願いした先生であります。

また本多流の流祖であります本多利実翁の弟子、亀岡先生とお知り合いの方で、創部後、亀岡先生を初代師範にお招きいただくことができました。

亀岡先生は全日本弓道選手権大会におきまして唯一2連覇を成し遂げられた方で、師範となられてからは野辺山(長野県)と文京総合体育館(神楽坂キャンパス活動場所)を往復し、部員の指導にあたっていただきました。

 

昭和43年、理工系定期戦を発足し、昭和44年には東京理科大学体育会に加盟、翌45年には野田にも弓道部を創部し、46年には東京都学生弓道連盟に加盟しました。

その翌年、同女子部に加盟したことによって、理科大弓道部は、弓を楽しむ弓道部から、試合に勝つことも目的とする弓道部へと変わり、部は発展を遂げていきます。

 

昭和58年、亀岡先生がなくなられたことにより弓道部は大きな打撃を受けました。

しかし、柴田先生を新しく師範にお迎えし、OB会指導部も新たに誕生しました。

平成14年に野田キャンパス再構築に伴い野田道場が新築、平成15年には師範でありました柴田先生を名誉師範に、神楽坂顧問でありました石井先生を師範にお迎えしました。